英語保育士を目指している皆さんや、将来的にわが子に英語を教えてあげられるママになりたい皆さんにオススメなのが、映画を使った英語学習法。
前回、前々回と、英語学習におススメな映画をご紹介してきましたが、最後にもっともレベルの高い上級者向けの作品をご案内したいと思います。
ハリーポッターシリーズ
世界中の老若男女に愛される人気映画、ハリーポッターシリーズ。
日本にも原作ファンは多くいますが、原作者のJ・K・ローリングがイギリス人ということもあって、映画もイギリス英語が基本になっているようです。
1作目「賢者の石」や2作目「秘密の部屋」あたりまでは、主人公ハリーがまだ幼いため、初級・中級者にもおススメできますが、ハリーの成長にともなって英語も難しくなるので、徐々にレベルを上げていきましょう。
ハイスクール・ミュージカル
アメリカの架空の学校、イースト高校を舞台にした青春ミュージカル劇です。人気シリーズで、全部で3作品あります。
ミュージカル映画はやはり、音楽に合わせて英語を覚えられるのが魅力。また、どれも高校生たちが主役なので、アメリカの若者の日常会話も学べます。
音楽ファンや留学を控えた学生さんには特におススメの映画です。
プラダを着た悪魔
ジャーナリストを目指すアンドレアが、ファッション誌の出版社で働くことになり、厳しい上司ミランダのもとで成長していくサクセス・ストーリーです。
職場のシーンでは仕事で使える実践的なビジネス英語が、自宅やパーティーのシーンではネイティブらしい日常会話が、どちらも学べます。アメリカ英語やイギリス英語だけでなく、フランス訛りやイタリア訛りの英語を話す登場人物もいるので、リスニング力を鍛えるのにも効果的。
主演のアン・ハサウェイが、どんどんステキになる経緯にも注目です。
ソーシャル・ネットワーク
世界最大のSNS、あの「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を描いた伝記映画。
ビジネスやIT関連の表現から、法廷シーンでのフォーマルな会話まで、広く学ぶことができます。
主人公がかなりの早口なので、リスニングレベルは高いですが、英語学習上級者やIT関連の仕事をしている人にはおススメの作品です。
ウォール街
証券会社に勤務する若手証券マンのバドと大金持ちの投資家ゲッコーによる、企業買収をめぐる金融サスペンスです。
金融や株式、投資、景気、雇用など、経済にまつわる専門用語が満載なので、上級者にとっても簡単な英語ではないでしょう。
「この映画が理解できれば、英語の経済新聞が読めるようになる」と言われているほど。
オフィスで使われる表現の勉強にもなります。