秋の自然を英語で楽しむ|散歩で使える子ども向け表現

少しずつ空気が変わり、散歩に出ると秋らしいものが見つかる季節になりました。

色づいた葉っぱやどんぐり、涼しい風など、子どもが興味を持ったものは英語に触れるきっかけにもなります。教室で単語を覚えるだけでなく、実際に見たり触ったりしながら言葉を使えるのが外遊びの良いところです。

今回は、秋の散歩や外遊びで取り入れやすい英単語と、子どもへの自然な声かけを紹介します。

秋の散歩には英語にしたくなるものがいっぱい

秋になると、いつもの散歩道にも少しずつ変化が現れます。

葉っぱの色が変わったり、木の実が落ちていたり、夏とは違う虫を見つけたり。大人が教えなくても、子どもたちは小さな変化によく気づきます。

そんなときは、子どもが見つけたものをそのまま英語にしてみましょう。

落ち葉は「fallen leaves」、どんぐりは「acorn」、松ぼっくりは「pine cone」と表現できます。

「Look! An acorn!」
「どんぐりがあるよ!」

「There are lots of leaves.」
「葉っぱがいっぱいあるね」

といった短い言葉なら、英語を学んでいる途中の子にも伝わりやすくなります。

単語を覚えさせようとするより、子どもが「見つけた」と感じた瞬間に英語を添えるくらいがちょうどよいでしょう。

色や形を加えると会話が広がる

葉っぱを一枚拾っただけでも、英語で話せることはいろいろあります。

「What color is this leaf?」
「この葉っぱは何色かな?」

「It’s yellow.」
「黄色だね」

「This leaf is big.」
「この葉っぱ、大きいね」

「This one is small.」
「こっちは小さいね」

red、yellow、orange、brownなど、秋は色の英語に触れやすい季節です。

形に目を向けて「big」「small」「long」「round」などを使うこともできます。

子どもが答えられなくても問題ありません。保育士が「It’s red!」と口にするだけでも、目の前にある色と言葉が結びついていきます。

「見て」「触って」を英語にしてみる

外遊びでは、名詞だけでなく動きを表す言葉も自然に使えます。

たとえば、

「Look at this!」
「これ見て!」

「Touch the leaf.」
「葉っぱを触ってみよう」

「Pick up an acorn.」
「どんぐりを拾ってみよう」

「Can you find a red leaf?」
「赤い葉っぱを見つけられるかな?」

などです。

少し慣れてきたら、「Let’s find three acorns.(どんぐりを3つ探そう)」のように数を組み合わせることもできます。

自然の中では、「英語の時間」を特別に設けなくても言葉を使う場面が次々に生まれます。

ただし、木の実や葉には触れない方がよいものもあります。子どもが口に入れないよう見守りながら、園の散歩ルールに沿って楽しみましょう。

覚えることより「英語で一緒に発見する」

幼児期の英語では、大人が質問し、子どもに正解を答えてもらうことだけが目的ではありません。

「Wow, a big leaf!」
「It’s beautiful!」
「The wind is cool today.」

保育士自身が目の前の景色を楽しみながら英語を使うと、子どもも言葉を特別な勉強としてではなく、日常のやり取りとして受け取りやすくなります。

一度の散歩でたくさんの単語を使う必要もありません。「leaf」や「acorn」など、その日に見つけたものを一つ、二つ英語にしてみるところからでも十分です。

季節が変われば、見つかるものも変わります。秋ならではの小さな発見を、子どもたちと英語で楽しんでみてください。