製作の時間は「切る」「貼る」「選ぶ」「描く」など、子どもへの声かけがたくさん生まれるため、英語を自然に取り入れやすい場面でもあります。
今回は、保育現場の工作や製作でそのまま使いやすい、短い英語フレーズを紹介します。
製作中の英語は短いフレーズから
製作をしながら英語を使うときは、長い文章で説明しようとしなくても大丈夫です。
子どもが実際に手を動かしている場面では、動作と英語が結びつきやすいため、短い言葉でも意味を伝えられます。
たとえば、紙を切るときなら、
“Let’s cut the paper.”
「紙を切ってみよう」
の一言から始められます。
保育士が実際に紙を切る動きを見せながら話せば、初めて聞く表現でも子どもは何をするのかイメージしやすくなります。
「切る・貼る・描く」で使える英語
工作でよく登場する動作は、毎回同じ英語を使うことで自然に繰り返すことができます。
“Cut here.”
「ここを切ってね」
“Use the scissors carefully.”
「はさみを気をつけて使おうね」
“Put some glue here.”
「ここにのりをつけよう」
“Stick it here.”
「ここに貼ってね」
“Draw a face.”
「顔を描いてみよう」
“Color it orange.”
「オレンジ色に塗ってみよう」
一度にたくさん覚えさせる必要はありません。「cut」「glue」「draw」など、製作のたびに登場する言葉から少しずつ使ってみると取り入れやすくなります。
子どもが選ぶ場面にも英語を
製作では、保育士が指示するだけでなく、子ども自身が色や形、材料を選ぶ場面もたくさんあります。
そんなときにも簡単な英語が使えます。
“Which color do you want?”
「何色がいい?」
“Red or yellow?”
「赤と黄色、どっちにする?」
“Where do you want to put it?”
「どこに貼りたい?」
“Big or small?”
「大きいのと小さいの、どっち?」
子どもが英語で答えられなくても、指を差したり選んだりできればやり取りは成立します。
「英語で正しく答える時間」にするのではなく、いつもの製作の中に短い英語を添えるくらいが自然です。
完成した作品について話してみよう
作品が完成したあとも、英語でやり取りできる場面があります。
“You made it!”
「できたね!」
“I like the colors.”
「この色、すてきだね」
“Tell me about your picture.”
「どんな絵か教えて」
“What did you make?”
「何を作ったの?」
作品そのものを褒めるだけでなく、色や形について話したり、「何を作ったの?」と尋ねたりすると、製作から会話へと英語を広げられます。
最後は、
“Let’s clean up.”
「お片付けしよう」
“Put the scissors away.”
「はさみを片付けよう」
と、片付けまで英語で声をかけてみてもよいですね。
特別な英語レッスンを準備しなくても、毎日の保育には英語を使える場面がたくさんあります。秋の製作を楽しみながら、子どもたちと短い英語のやり取りを楽しんでみてください。