英語の勉強にも子守にもオススメ「マザーグース」の魅力

 

いま現在英語保育士を目指しているなど、英語学習に取り組んでいる皆さんにとって、飽きずに勉強を続けることが継続のカギとなっているはず。
また、わが子に英語を学ばせたいパパ・ママにとっても、お子さんに楽しく英語に親しんでもらう工夫は欠かせないでしょう。

そんな皆さんにオススメしたいのが、歌をとおして英語を覚える方法。
今回は、英語圏の子どもなら誰もが知っている「マザーグース」についてご紹介します。

 

マザーグースとは?

そもそも「マザーグース」というのは、昔から英語圏で伝えられてきた童謡のこと。
日本にも古くから伝承されるわらべ歌がありますよね。

ひとくちにマザーグースといっても子守唄のようなものから言葉あそび的なもの、風俗や習慣をテーマにしたもの、意味不明なナンセンスな歌まで、いろんなタイプの歌があります。
日本でも有名な「きらきら星」や「メリーさんのひつじ」も、元々はマザーグースの一種。イギリスだけでなくアメリカ発祥のものもあり、今では600~1000近い種類の歌があるのだとか。

なお、日本やアメリカでは「Mother Goose(マザーグース)」と呼ぶのが主流ですが、イギリス「Nursery Rhymes(ナーサリーライムス)」と呼ばれることが多いようです。

 

マザーグースで英語を勉強するメリット

マザーグースは多くの英会話スクールや英語教材にも取り入れられています。

というのも、マザーグースの歌詞は基本的にどれも韻を踏んでいるので、英語ならではの言葉のリズムに慣れ親しむのにぴったり。動画やCDのマネを何度も繰り返すうちに、アクセントやリズム、イントネーションが自然と身に付きます。
メロディーに合わせて歌うのが難しい場合は、歌詞を読んでみるだけでも良いでしょう。

何より、聴いたり歌ったり、音楽として楽しむことで自然と英語を学ぶことができます。この方法なら、大人も子どもも苦手意識を持たずに長く続けることができるはず。

 

マザーグースのオススメ動画

実際に英語学習や子どもに観せるのにオススメな、マザーグースの定番曲をいくつかご紹介しましょう。

Humpty Dumpty Sat on a Wall

ハンプティ・ダンプティはマザーグースの定番キャラ。不思議の国のアリスにも登場しますね。

Humpty Dumpty Sat on a Wall – Mother Goose Club Rhymes for Kids

 

London Bridge Is Falling Down

日本でもおなじみの「ロンドン橋」のうた。一緒に手をたたきながら歌いましょう。

London Bridge Is Falling Down | Mother Goose Club Rhymes for Kids

 

Peek-a-Boo

「いないいないばあ」を意味するピカブー。マザーグースが文化の違いを知るきっかけにもなりますね。

Peek-a-Boo – Mother Goose Club Phonics Songs