英語保育士を目指している皆さんや、将来的にわが子に英語を教えてあげられるママになりたい皆さんにとって、モチベーションを下げずに勉強を続けるのは、永遠のテーマ。
そんな方々にオススメなのが、洋楽を使った英語学習法。
前回お伝えしたメリットと勉強法に続いて、今回は曲の選び方とオススメの5曲をご紹介します。
英語学習に適した洋楽の選び方
英語学習に使う洋楽は、以下のようなポイントを意識して選ぶと良いでしょう。
お気に入りの曲・アーティスト
いくら音楽を使っているからといっても、興味がなければ頭に入って来ません。
英語の難しさやテンポの速さなどを意識しすぎるよりも、まずは自分が好きな曲や憧れのアーティストの曲を題材に選びましょう。
「これまで特に洋楽が聴いて来なかった」、「好きな海外アーティストがいない」という人は、YouTubeやSpotifyなどで「洋楽ヒットチャート」と検索してみてください。
いま流行りの洋楽がいちどにチェックできるので、ひとつくらいお気に入りが見つかるはず。
スローな曲・クセのないアーティスト
前述したように、まずは好きな曲であることが大前提ですが、特に初心者の皆さんは、迷ったらテンポのゆったりした曲を選ぶことをオススメします。
また、テンポが速くなくても、発音や歌い方のクセが強いアーティストや、歌詞のメッセージ性が高すぎるような曲も、英語学習の教材としては不向き。
ビートルズやカーペンターズ、ディズニーあたりは初心者にも聴き取りやすく、歌詞もわかりやすいので、昔から英語学習者の間では定番です。
英語学習にオススメの洋楽5曲
これ以外にもオススメはたくさんありますが、迷ったときの参考にしてください。
Stand by Me / ベン・E・キング
子どもからお年寄りまで、洋楽に馴染みのない人でも一度は聞いたことがある、定番中の定番。
常用単語ばかりで1フレーズが短く、テンポもちょうど良いので、初心者に特にオススメです。
Top Of The World / カーペンターズ
アメリカの兄弟デュオによる1972年の曲。
カレンの発音は非常にきれいで聴き取りやすいので、どれもオススメですが、中でもこの曲は心地よいテンポに1つひとつシンプルな単語が乗っています。
It’s My Life / ボン・ジョヴィ
アメリカが誇る大物ロックバンドの代表曲で、人生において何かに挑戦する人を励ましてくれています。
スラングも含まれますが、意外と聴き取りやすいテンポなので、洋楽に慣れてきたころなら初心者でも大丈夫。
Bad Day / ダニエル・パウター
落ち込んだときに元気がもらえる内容の歌詞に注目してほしい、2005年のヒット曲。
難しい単語も言い回しもないので、初心者でもすぐに意味が理解できるでしょう。
Just The Way You Are / ブルーノ・マーズ
大人気シンガー・ソング・ライターによる2010年のヒット曲で、結婚式でも人気のラブソングです。
はじめは単語1つひとつを聴き取るのに苦戦するかもしれませんが、全編とおして発音は聴き取りやすいので、何度も繰り返し聴いてください。