ハーフやインタースクール出身じゃないのに英語が堪能な有名人

昔からよく「日本人は英語が苦手」と言われますが、日本で活躍する芸能人やスポーツ選手の中にも、英語が堪能な人は実は少なくありません。
しかし芸能人といえば、親が外国人なのでネイティブ英語で育てられたとか、親も芸能人だからインターナショナルスクールに通っていた、なんていう恵まれた環境にあったりするもの。

そこで今回は、ハーフタレントやインターナショナルスクール出身ではないのに、英語が堪能な有名人を探しました。
英語保育士を目指している皆さんが、英語学習の目標にするのにぴったりだと思います。

 

 

鈴木亮平

ドラマに映画にCMにと、第一線で活躍を続けている鈴木亮平さん。東京外国語大学の外国語学部を卒業していることは、有名ですね。英検1級もお持ちです。

彼が英語に興味を持つきっかけになったのは、小学校のころ。親戚が単身赴任していたロサンゼルスに家族で遊びに行ったことが強烈な原体験になったようです。また、そのころから外国映画を字幕で観ていたそうなので、自然とリスニング力が鍛えられていたのかもしれません。

その後、高校生のときにオクラホマに1年間留学した経験もあるそうです。

 

ゆりあんレトリィバァ

近年、高学歴なお笑い芸人は珍しくありませんが、ゆりあんレトリィバァさんもそのひとりで、関西大学文学部出身です。

以前から英語スピーチのネタなどで英語力が垣間見えてはいましたが、「アメリカズ・ゴット・タレント」への出場は世間をあっと言わせました。審査員とのやり取りはもちろん、そこで笑いを取るまでのレベル。本番前のリハーサルでも、自身で現地のスタッフとやり取りしていたというから、頼もしい限り。

 

安藤美姫

子どものころから始めたスケートで、若くして国際大会で何度も優勝していた安藤美姫さん。海外メディアにも流暢な英語で受け答えしているし、引退後も英語力を生かしてレポーターとして活躍もしています。

そんな彼女ですが、高校卒業後にアメリカに拠点を移した当時は日常生活にも苦労するレベルの英語力だったそう。しかし、コーチから「世界トップクラスなら英語くらい話せないと」と言われ、そこから意識ががらっと変化。
周囲のコーチや選手たちとコミュニケーションが取れるようになったことで、スケート技術も向上したそうです。

 

さんといえば、お父さんはハリウッドでも活躍する渡辺謙さん。小さいころから英才教育を受けたおかげで、英語が堪能になったと思っている人は少なくないでしょう。

ところが、実はご本人の努力のたまもの。洋楽の歌詞から独学で英語を覚えたといいます。

さらに、モデル出身でパリコレにも出演していたため、フランス語も日常会話レベルなら問題ないというから驚き。最近は離婚をきっかけにか、子どもを連れてとうとうパリに移住しました。
環境的に、この先もますますトリリンガルに磨きがかかるでしょう。