今年も一年が始まりました。
保育士としては一年の始まりや終わりよりは年度末や年度始まりの方があわただしく忙しく感じます。
新しい保育士の方が入園されるのもこの時期が多いですし、逆に転職していかれる方も一番多い時期ですから。
今年は特に新型コロナウィルスの影響でプリスクールに園児が全員揃うことも少なく、例年よりは落ち着いた雰囲気でした。
例年通りだと2~3月の間に新しい保育士が入園されてきます。
今年は私の働くプリスクールでは退職される方はいませんでしたが、この時期に入れ替えがゼロというのは珍しいことかもしれません。
1月~3月に保育士の入れ替わりが多くなるわけ
1月~3月に保育士の入れ替わりが多くなる理由はずばり年度の切り替わりの時期だからです。
3月に子どもたちが卒業し、4月に新しい子供たちが入園してきます。クラスを担任している保育士の場合、子どもたちと過ごす時間の中でできる限り影響が出ない時期を選択することが良いとされていますので、やはり子どもたちが卒園した3月以降に退職されたり、転職で新しく入ってこられる方が多いですね。
全員が全員そうではありませんし、保育士の数が多く1クラスを複数の保育士で見ることができる保育園の場合年度の途中で入れ替えになることもあります。
しかし個人的には子どもたちの影響を考えるとやっぱり転職は年度末が良いのかな…と思ったりもします。
転職は年度末がねらい目
上記の理由からも沢山の求職者や転職者が出る年度末。
退職や転職する人が多いということはその穴を埋めるための求人も多いということです。
また、多くの転職者や新卒採用などの保育士希望者が集まるこの時期は保育園側も良い人材を確保しようといつもより求人に力を入れていることが多いです。
ライバルも多い時期ですが、採用されやすい時期であることも確かです。
多くの場合新年度の求人は11月ごろから募集され始めます。
早めに人員を確保しておきたい保育園も多いので、秋ぐらいからこまめに求人情報はチェックして、求人が増え始める時期より少し前ぐらいから動いておくとスムーズに転職できることがあります。
年度の切り替え時にスムーズに転職するには
上記のように早めに転職活動をすることが一番大事ですが、転職先の保育園に今働いている保育園の年度が切り替わってから働きたいということは先に伝えておくべきです。
保育士不足な保育園の場合すぐにでも来てほしいといわれることもあるかもしれませんが、なぜ保育士が足りないのか、自分の希望は聞いてもらえそうかなどもチェックしておくことが大切です。