最近ではプリスクールも多くなってきましたが、やはりハードルが高いと考える保護者の方も多いのが現状です。
プリスクールは私立の教育保育施設なので、待機児童の受け皿としての側面もありましたが近年はまた事情が変わってきているようです。
一番気になるのが費用面
やはり皆さんに話を聞くと一番気になるのが費用面だという回答を得られました。
確かに、公立の保育園の場合年間で保育費は30万前後である所、プリスクールをはじめとした私立の施設の場合180万円前後平均でかかります。
実に6倍の値段ですので、正直家庭を圧迫するため、プリスクールに通わせるのは興味や思いつきだけでは難しいのだと思います。
現に一昔前まではプリスクールの数自体が少なかったことも相まって、富裕層の子どもが通うところだという認識でした。
現在はプリスクールにも様々な施設がありますし、値段設定やサービス内容も園によって本当に千差万別です。
そこは逆に私立だからという部分もあるのですが、プリスクールの保育料はどこも高い、というわけではないので事情に合わせてじっくり探してみてください。
英語が話せないと孤立してしまうのではと心配
私の通っているプリスクールの話になりますが、お子さんは完全に英語しかなさない子(両親が外国人)もいれば日本語と英語を話す子もいます。
一応プリスクール内では完全に英語で、というルールではありますが絶対に日本語がだめというわけではありません。
なぜならプリスクールは「日本語が禁止」の場所なのではなく、子どもたちが「英語で意思疎通を行いたいと考え、話そうとしてくれる気持ちを育む場所」だからです。
また、シャイな子どもさんでも数時間たてば他の子どもたちと楽しく遊んだり、カリキュラムをこなしたりしていますので孤立するということはめったにありません。
子どもたちがいじめに似たことを覚え始めるのはおおよそ6歳以降です。また、そのようなことにならないように他者との違いを理解することや相手を思いやる気持ちなど人間として当たり前のことを学ぶ場所でもありたいと考えています。