セミリンガルのおそれはないのか

こんにちは!毎日暑くなってきましたね💦

園でも子どもたちの水分補給とお外でのお遊び時によりいっそう気を引き締めるようになったマリエです。

今回は保護者の方からたまに話題に出る「セミリンガル」について少しお話ししようと思います。

是非チェックしてみてくださいネ。

セミリンガルとは

バイリンガルやトリリンガルという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。これらは多数の言語を理解し、話し、文字を書いたりりといったことが堪能である人のことを指します。

対して、セミリンガルはどちらの言語もそれなりに聞き取り話すことができるが、書き取りができなかったり、文法がおかしかったりする「中途半端」な習得をしてしまったことを指します。

日本において、英語をマスターさせたいという方がお子さんを通わせることが多いプリスクールでは、セミリンガルの子どもになる可能性はないのでしょうか?

セミリンガルになってしまう子供の特徴 

言語というものは、意外とすぐに身につくもので、聞いて話すだけならある程度その言語だけ使用することを余儀なくされた空間に居れば身につくそうです。
例えば留学などがこの代表的なものですね。
家族の都合で国が変わった子供も、まわりにその言葉しかなければその言葉に順応していくものです。

しかし、なんとなく会話をすることはできてもきちんとした文法や文章をマスターすることは難しいようでこの問題を解決するためにはまず元となる言語の文法をきちんとマスターしておく必要があります。

セミリンガルにならないためには

例えば日本人語と英語のバイリンガルを目指す場合、プリスクールは英語だけの空間ですが、プリスクール以外の場所では日本語をマスターできるように教え込む必要があります。
ですから、英語を覚えさせたいからといってご自宅でも英語にこだわる必要はありませんし、日本語の発声は勿論、読み書きもご自宅でできれば躾けられるとよいと思います。
勿論、子どもが英語を話したり書いたりすることはよい事ですのでどちらも楽しんで正しく伸ばしていくことがセミリンガルではなくバイリンガルになるために重要なことと考えます。