こんにちは!プリスクールで現役保育士として勤務中のマリエです。
今回は、「プリスクールが園児を一年中受け入れている理由」についてご紹介します。
一般的な保育園では入園は基本的に春ですよね。ところがプリスクールでは一年中園児の受け入れをしているところが多いのです。
今回はそんなお話をしてみたいと思います。
なぜプリスクールは一年中園児の受け入れができるのか?
もちろん、受け入れ枠があればの話ですが、多くのインターナショナルスクールやプリスクールでは一年の途中からでも園児の受け入れを行っています。国内外を問わず、インターナショナル系の保育施設や学校の特徴といっても良いかもしれません。
その理由として大きいのは、慣れない環境で学び育つ子供たちにより多くの学びの機会を与え、友人や他者と接する機会を与え、打ち解けやすくするためです。
国内の子どもが、国内のプリスクールに通うのであればあまり問題はないかもしれませんが、海外から転勤してきたご家族の子どもの場合、慣れない異国でもしかしたら言葉もうまく使えない状態で集団生活を強いられるのですからその負担は計り知れない事でしょう。
そのような子供たちをなるべく早くプリスクールで打ち解けなじませることを目的として、一年中子どもの受け入れをしているプリスクールが多いのです。
途中から入園した子どものケアも重要
プリスクールで働く保育士として、やはり気を付けていることの一つに上記のように途中から入園してきた子どもの対応というものがあります。
幼い子供同士ですと、特に言葉が通じなくても知らないうちに仲良くなっていることも多いのですが、年齢が上がるにつれてそれぞれのコミュニティーを作り始めるので、年長クラスの子どもたちが対象の場合は特に気を使います。
えこひいきにならないように気を配りながら、途中入園の子どもが孤立しないように、みんなと打ち解けやすいように目を離さないようにしています。