皆さんこんにちは、プリスクール現役保育士のつぶやきブログです。
まだまだ日本ではあまり知名度が高くないオペア留学。
そもそもオペア留学とは留学先の国に住まわれているホストファミリーのお子様を保育をしながら現地に滞在し語学の勉強をすることです。
メリットとしては宿泊費用は全額ホストファミリー持ちの為、通常の語学留学よりも費用が安く済む点や、お子様のお世話をするのでお給料もきちんと出ます。
簡単に言えば、他国で住み込みでお子様のお世話をしながら語学の勉強が出来るというイメージです。
宿泊費や生活費がホストファミリー持ちの為、頂いたお給料がそのまま現地での交遊費に使用出来たり貯金に回す事が出来ます。
ここまで聞くと通常の留学よりもメリットばかりでオペア留学最高!と思われる方も多いと思います。
そこで今回はそんなオペア留学のデメリットをいくつか紹介したいと思います。
デメリット
◎お子様のお世話
オペア留学の大前提としてホストファミリーのお子様をお世話するという事があります。
お子様のお世話ですからもちろん子供が嫌いな方は絶対に向かないですし、お子様を預かる以上は相応の覚悟と責任が求められます。
また、お世話といってもただお子様と遊んでいれば良いと言う事でもありません。
買い物やお子様の送り迎え、料理や洗濯など様々です。
◎子供中心の毎日
オペア留学を受け入れてくれるホストファミリーの大半は共働き世帯かシングルマザーです。
その為、留学生は親御さんの代わりとしてほぼ毎日お子様のお世話をする為お子様中心の生活になります。
ホストファミリーの家庭状況にもよりますが、場合よってはお子様のお世話に時間を取られ過ぎてしまい、自分が想定していた語学の勉強が出来ないなんて事も…
また、基本は親御さんが仕事から帰宅するまでがお世話の時間になる為、勤務時間というものが明確で無く時には長時間お世話をする日もあります。
◎卒業資格がもらえない
オペア留学は留学期間の大半がお子様のお世話をする他、学校に通う時間がありません。
その為留学したとは言え、通常通り大学に通いながら海外へ留学した人よりも就職でのアピールとしてはインパクトは弱く大きな武器になる事は少ないです。
しかし、企業や就職する職種によっては大きなアピールポイントにもなりますので、面接などで答えてみるのも良いと思います。
しかし、何事にもメリットとデメリットは存在します。
そのデメリットを自分の中でどのようにプラスに持っていけるのか、また限られた時間の中でどのように生活するかが重要。
『留学をしたという事よりも、オペア留学をして何を学んだのか』をしっかり理解することで帰国後の生活が大きく変わると思います。