日本で外国人オペアを受け入れるには?

日本で外国人オペアを受け入れるには?

皆さんこんにちは、プリスクール現役保育士のつぶやきブログです。
海外のホストファミリーの自宅で住み込みをしながらホストファミリーのお子様のお世話をするオペア留学。

オペア留学のメリットはホストファミリーが宿泊、食費などの面倒をみてくれ、更にはお子様のお世話をする代わりにお給料まで頂けること。
その為、通常よりも費用を抑えて留学する事が出来ます。
今回は逆に海外の方が日本でオペア留学をしたい際に我々が何を準備すれば良いかをご紹介します。

日本でオペア取り入れる利便性

昨今では昔と違い男性は家の外で働き家族を養う、女性は家事や子育てで主人を支える、という考えを持つ方は極少数になり出産後でも元のように仕事をしたいと思う女性はかなり多いです。
しかし、いくら少子化とは言え大都市などではまだまだ保育園や幼稚園の空状況が少なく待機児童がいるのも事実です。
だからと言ってベビーシッターを雇おうにも保育園などと違い市町村からの補助金も無い為費用は月に約50,000円前後掛かります。
そこで最近では海外の留学システムであるオペア留学を日本でも出来るようにサポートしてくれる企業も出来てきました。

受け入れの準備

まずは受け入れをする我々日本側がサポートしている企業に派遣してもらう為に登録が必要になります。
登録するにも下記のような条件が必要になります。

①オペアが学ぶ為の日本語学校や日本語教室が近隣に存在するか。
②18歳未満のお子様がいる。
③異文化交流に興味がある。
④オペアに提供できる個室の準備(6畳以上)、または賃貸でワンルームを借りる事も可能。
⑤オペアを受入れに関する費用が十分に負担出来る経済力がある。
ではなぜ上記のような条件が必要なのかを次の項目で説明したいと思います。

条件説明

①オペアが学ぶ為の日本語学校や日本語教室が近隣に存在するか。
→海外でのオペア留学ではホストファミリーのお子様のお世話で語学の勉強をする時間が少なくなってしまってしまいますが、日本ではその点が改善されきちんと勉強が出来る環境づくりをしている。

②18歳未満のお子様がいる。
→基本的にはお子様のお世話をする事が一つの役割でもある為、需要面も考慮し18歳未満という線引きがされています。

③異文化交流に興味がある。
→海外の方がお子様のお世話をするので異文化交流に興味が無い方は絶対に無理だと思います。
しかし、お子様には日本語以外の言葉を聞かせる事ができ、特に英語圏の方であれば自然とお子様の英語の勉強もできてしまいます。

④オペアに提供できる個室の準備(6畳以上)、または賃貸でワンルームを借りる事も可能。
→これは海外でのオペア留学でも同様の条件ですね。
日本は海外よりも部屋数の多いお家は少ないので、ホストファミリーの家に住み込みと言う条件が厳しく感じてしまいますが、賃貸でもOK大丈夫な所がハードルを下げてくれています。

⑤オペアを受入れに関する費用が十分に負担出来る経済力がある。
→当たり前ですが、留学生の宿泊や食費、お給料などの支払い義務があるので十分に経済力がある人でないとオペア留学を迎えることは出来ません。

いかがでしたでしょうか?
オペア留学を迎えるにも様々な条件があり大変だなと感じる部分もあったかと思います。
しかし、留学生にお支払いするお給料は平均25,000円前後と一般的なベビーシッターへ委託する際の半分程度の費用で済みます。
食費や宿泊費は別に掛かりますが…
ただ、異文化交流が出来たりお子様の勉強になったりとメリットも多くありますので、是非検討されてみてはいかがでしょうか??