小学校で英語の授業が義務化されて以降、日本でも「早期英語教育」がますますスタンダードになりつつあります。わが子の就学前に英語を習わせたり、英語保育士がいる保育園に通わせたり、英語ができるベビーシッターを雇う、というご家庭がこの先も増えることでしょう。
乳幼児への「語りかけ」はコミュニケーションとしてだけでなく、情操教育や言語能力の発達にも大きく影響します。
そんな語りかけ育児に英語を取り入れたら、一石二鳥!
今回は、英語圏のママが赤ちゃんへの語りかけに使う定番フレーズをご紹介します。
赤ちゃんを褒める
Good boy. / Good girl.(いい子ね。)
1日に何度も使えるフレーズです。お子さまの性別に合わせて使い分けてください。
「グッボーイ」「グッガール」とつなげて発音するのがポイント。
You are so cute.(かわいいね。)
赤ちゃんに何度も言ってあげましょう。
ちなみに、「pretty」という単語も「かわいい」と訳しますが、こちらは外見を褒めるときに使います。「cute」なら雰囲気も含めた意味なので、赤ちゃんには「cute」を、赤ちゃんが着ているお洋服には「pretty」を使うと良いでしょう。
You did it!(やったね!)
「やったね!」「できたね!」という意味なので、寝返りやハイハイ、たっちなど、何かができるようになったときに言ってあげましょう。
泣いている赤ちゃんに対して
What’s wrong?(どうしたの?)
老若男女に使う声掛け定番フレーズですが、子育て中のママは赤ちゃんが泣き止まないときによく使います。
「wrong」は「良くない、まずい」という意味です。
There, there.(よしよし。)
英語にも日本語の「よしよし」と同じ言葉があるんですね。
いつ使っても良いですが、赤ちゃんが泣いているのをなだめるときに、抱っこしてあげながら言ってあげましょう。
おむつを替えるとき
Did you pee? /Did you poo?(おしっこした?/うんちした?)
「pee(おしっこ)」も「poo(うんち)」も子ども言葉で、「pee-pee」とか「poo-poo」とか言うと、さらに赤ちゃん言葉になります。
いっぱい出ていたら「You did a good job!(たくさんしたね!)」と褒めてあげましょう。
Don’t move.(動かないでね。)
寝返りができるようになると、赤ちゃんは足をバタバタさせますよね。そうなると、毎日言うことになるフレーズです。
「静かな、動かない」という意味の「still」という単語を使って、「Keep still.」という言い方もできます。
There you go.(ほらできたよ。)
おむつを替え終わったときに使うフレーズです。あとに「You feel better now.(すっきりしたね)」と続けて言ってあげてください。