皆さんこんにちは、プリスクール現役保育士のつぶやきブログです。
アメリカではお子様をベビーシッターに預ける事が多く、普段からベビーシッターが重要視され今も根強い文化として残っています。
今回はそんなアメリカの根強いベビーシッター事情をご紹介します。
【根強い文化の理由】
アメリカはご存知の通り日本と違い、自衛目的として銃の所持が認められています。
しかし、本来の使用目的ではなく犯罪に使われてしまうケースも少なくありません。
そんな中アメリカでは、子供達の安全で安心した生活を送れるよう州によっては一人でお留守番を禁止する年齢を定めていたり、子供達だけでの外出を制限している地域もあります。
上記の理由からアメリカでは今もなおベビーシッターへ子供を預け学校の送迎や帰宅後の見守りとして利用する事が多いのです。
【資格など】
日本ではあまり馴染みのないベビーシッターとしての職業ですが、アメリカではポピュラーな職業の1つとされています。
また、働く際の資格も日本同様必要ありません。
しかし、お子様の送迎や帰宅後の面倒、炊事、洗濯、買い出しなど預かる人数や時間帯によって仕事内容は様々。
また、ベビーシッター自身が持っている資格によっても仕事内容は変化します。
【ベビーシッターに向いている方】
一番は『子供が好き』である事が最重要です。
必ず子供と接しなければいけない職業の為、子供の泣き声やお世話が苦手な方には不向きな職業と言えます。
また、子供を預かる為責任感と行動を監視出来る注意力も必要不可欠と言えるでしょう。
お子様の成長スピードや興味によっては勉強などを教える場合もある為、ご自身の学力向上の為に勉強されたり、命を預かる仕事でもある為、応急処置や管理栄養士の知識や資格を持ち合わせていると、より精度の高いベビーシッターになれると思います。
【お給料】
ベビーシッターは基本的に時給制になっており、一般的には1時間10$が平均とされています。
しかし、ベビーシッターのスキルによって預ける親御さんから高い評価を得られた場合は更に上がり、1時間に60$程でお子様を預けられる家庭もあります。
高校生や大学生のアルバイトとしてもベビーシッターは人気の為、ベビーシッターとしての年数やご自身のスキルや資格によってお給料は差が生まれてしまいます。
【おわりに】
アメリカでは一般的な職業として人気のベビーシッター。
自分のスキルや資格によってお給料の変動もある為、気軽に始められ自分も認められる存在になれば高額な報酬も望めます。
しかし、最重要は『子供が好き』である事。
責任を持ち、子供を預かる事をしっかり意識して働ける方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?