日本とは大違い?!アメリカの保育・子育て事情

 

皆さんこんにちは、プリスクール現役保育士のつぶやきブログです。
皆さんは海外の保育や子育て事情に興味を持ったことありませんか?
将来は海外に移住するぞ!という方や、旦那様の転勤で海外になんてことも…
そんな誰しもいつか訪れるかもしれない海外での生活でお子様の子育てや保育について今回はご紹介!
今回は海外と言えばパッと思い浮かべるアメリカを1例としてご紹介します。

 

日本とアメリカの大きな違い

日本とアメリカの保育や子育て事情で大きな違いは『日本に比べ育休が短い』事が関係しています。
日本では各企業で育休の長さは異なりますが、復帰までに平均して約1年くらい取得出来る所も多いと思います。
では、アメリカではいったいどれだけの育休を取得出来ると思いますか??
答えは基本的に産後12週間までで、赤ちゃんが生後3ヶ月の頃にはほとんどの家庭で職場復帰しています。

 

育休が短い事への対応方法

日本に比べ育休が短いですが、皆さんがすぐに職場復帰出来るのは赤ちゃんを生後6週間から預けられる保育サービスを提供している施設のデイケアやナニーさんといわれる乳母さんの存在がとても大きいです。
デイケアとは日本でいう保育園の位置づけになっている施設のこと。
しかし、デイケアやナニーさんへ委託するには月額費が必要になる為デイケアの保育サービスなどによって約10万円~約30万円と幅広くなっています。
その為、育休期間が終了し職場復帰をしなければならなくなってしまった低所得層の方々は、お友達など周囲の人を預け合いなどで助け合いをしながら生活をしています。

アメリカの教育の考え方

アメリカでは特に幼児教育に力を入れている家庭がとても多いです。
子どもの頃から自己表現力を強化し将来的にプレゼンテーション能力を引き上げ集団行動のなかでも独自の考えを持てるようにしています。
また個性を伸ばす事にも重きを置いているので、想像力豊かな子どもや行動力ある子どもが育っています。
日本では人から人へ『教える』という事が教育としての柱になっていますが、、アメリカでは教えるのではなく人が人を『導く』事が柱として教育が行われています。
教えるは言い方を変えると相手の興味など関係無しに強制的に行う事になってしまいますが、導くは自ら興味を持った事を勉強するのでより考える能力や深く知ろうとする心が芽生えるはずです。

 

おわりに

日本と比較した際に産休がかなり短い事に驚かれる方も多くいると思います。
しかし、それを可能にする保育サービスがアメリカには存在する点が大きな利点となります。
将来的には日本でもデイケアやナニーさんのような保育サービスができ、早く仕事復帰したい女性の味方になれるようなシステムが出来るとよいですね!の興味など関係無しに強制的に行う事になってしまいますが、導くは自ら興味を持った事を勉強するのでより考える能力や深く知ろうとする心が芽生えるはずです。