映画やドラマなどのイメージどおり、アメリカ人はパーティーが大好きです。
もちろん子どもたちも例外ではなく、中でも自分が主役になれるお誕生日会は一大イベント。
今回はそんな、アメリカの子どもたちのお誕生日会についてご案内しましょう。
アメリカの一般的な「お誕生日会」とは?
招待客
プリスクールや学校の規模、またそこの決まりみたいなものにもよりますが、アメリカではクラス全員を招待するケースも珍しくありません。
といっても実際にその全員が来るということはあまりないようですが、そうはいっても子どもの親たちも含めると、けっこうな規模になります。
会場
自宅でホームパーティーのスタイルにするおうちも多いですが、ほかにも公園や遊園地、博物館、キッズ向けアミューズメント店など、いろいろな場所で開かれます。
子どものバースデープランのある施設も多く、遊園地や博物館などでは年会員であれば割引されることも少なくありません。
また、自宅で開くときには準備や片付けのために人を雇うご家庭もあるようです。
服装
パーティーといっても子どもの誕生日会なので、基本的にみんなラフな格好で集まります。
ただし、テーマを決めていてドレスコードを設定するような場合は招待状に書かれていたり、事前に伝えられるので、それに従います。
パーティーの流れ
2~3時間くらいで終了するのが一般的なようです。
最初にホストファミリーが出迎えてくれるので、招待客は挨拶をしてプレゼントを渡します。
そして、子どもたちは用意されたアクティビティでひと遊び。その間、親たちは一緒に遊ぶか親同士でおしゃべりして過ごします。
しばらくしたら食事の時間。ピザやサンドイッチなど、子どもたちが手で食べやすいものが定番です。もちろん、一緒にお菓子やジュースも。
そして、それらを食べ終わったころに登場するのが、バースデーケーキ。日本のものと比べてかなり大きく、色鮮やかなクリームでデコレーションされています。
終わりころになると、ホストからグッディバッグが配られて解散、という流れです。
プレゼントはどうする?
招待された場合
親しさによっても違いますが、小学生くらいなら平均して10~30ドルくらい。
アメリカではお店で何かを買っても日本のようにラッピングしてくれるサービスはないので、自分できれいにラッピングしてプレゼントします。
そして、カードを沿えるのもアメリカではお約束です。
招待する場合
招待するホストファミリーも、グッディバッグ(Goodie Bag)と呼ばれる、袋に入ったお土産を用意します。中身は、小さなおもちゃやお菓子。
さらに後日、サンクスカードを渡す子も。
また、学校に親がお菓子などを差し入れて、クラスで小さなお祝いをしてもらう子もいます。